ネタが無いので過去のネタを移植してみる。
以下、去年のゴールデンウィークのお話
ゴールデンウィークだというのに仕事だからムシャクシャしてやった後悔はしていない
キーボードなんて、コンピュータに指示を与えるためのただの入力装置だ。
そんな風に思っていないか? 実際私も数日前までそう思っていた時期があった。
だがこんな話を知っているか
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
つまり、わたしたちがこだわるべきはグラフィックボードではなくてキーボードだったんだよ!!
しかし、上等なキーボードは少々値がはる。
HHKB proとか、Realforce, Thinkpadのポッチ付きなどは二万を超える。
そこでだ、自分で使うものだし自分で作ってしまえば良いんじゃないか?
使わなくなったキーボードを改造して素敵リサイクルすればお安くつくんじゃないか?
俺の俺による俺のためのキーボードこそ最高のインターフェースじゃないのか?
- 使わなくなったキーボード
- アマゾンさんの箱
- GWなのに仕事だというやるせない気持ち
- 仕事だというから何も予定を入れていないGW最終日(ありあまる時間)
以上だ。
まず、鍵を外しまくる。
今まで何千何万と叩いてきたが外すという作業は初めてだ。
着実型の私だからこそやり遂げることができた地味な作業だろう。
忙しい人はここで心が折れる最初の難関だ。
次にキーボードの大きさを決める。
HHKBぐらいの大きさが良い。 テンキーなど使わんよ。
大きさが決まれば迷いなど無い、邪魔な部分を切断する。微塵ほども容赦無く!!
のこでギコギコやってたら、不審に思った母親が様子を見にきたが華麗にスルー
心に深い傷を負ったがここでくじけるわけにはいかない。まだ始めたばかりだ。
もうすぐ母の日だというのに心配ばかりかける駄目な息子をお許し下さい。
さて、そろそろ疲れてきたので音速で進めよう。
べ、別に写真を撮り忘れたとかそういうことではないので勘違いしないように。
外した鍵を小さくした枠にはめてアマゾンさんの箱に収める。
ここで配線が切れたら立ち直れないのでゆっくりと慎重にな。
うむ、なかなか良いできだ。アマゾンさんのロゴが良い味を出している。
横からも見てみよう。
人間工学に基づいているような基づいてないような傾斜とアームレストが付いている。
以上で外側は完成だ。
問題は、ちゃんと使えるかどうかだ、ここまできて動かなかったら立ち直れない。
もう元のキーボードに戻すことは不可能なのだ。
期待と不安を胸にUSBポートに接続する。
おぉ、認識されている!軽く歓声を上げる。
いったい何をインストールしたのかは謎だが、この際なんでも良い。
MSはやればできる子なんだ。
xkeymacsとかでキーマップ変更必須だけど
うむ、動作に問題は無い。
最高のパートナーになるAmazonさんキーボードが完成した瞬間だ。
HHKB pro以上の使い心地のような気がするぞ。
ただひとつアマゾンさんの箱が燃えないかだけが心配だぜ(w
使わないときは外しておこう....
結局この後我慢できずにHHKB lite2を買っちゃうんだけどー(w
liteじゃなくてpro買えば良かったかな・・・